2018年4月14日土曜日

北海道 札幌 地下鉄 大通駅 「SIAM大通店」

 2018年4月11日。

仕事帰り、この日はカレーで飲もうと決めていて、
朝からそこもあろ、あそこもあろ、と色々検討していたのだが、
そういやタイ料理の店って行ったことがないな、と思い立ちこちらのお店へ。

メニューを閲し、見たことのない料理名を眺め、
好物の生春巻きにシンハービール、
そしてゲンパー(森のスパイシーカレー)なるものを注文する。

「1から4まで辛さが選べます」とのことなので

「4ってどんなもん?」と尋ねたらば

「日本人は食べられないです。
 日本人の、辛いのが好きな人で2がちょうどいいくらいです」

とのお答えなので
素直に「んじゃ2にしてください」






本を読みながら生春巻きでビールをやりつつカレーを待っていると、
やってきたゲンパー。





そうかお前がゲンパーか!!









具沢山のサラッとしたスープ。
スパイシーで酸味がありトムヤムクンみたいな感じ。
ご飯はパラパラとしたインディカ米。



一口啜るとなるほど辛い!
調子こいて3とかにしなくてよかった!



しかし旨い!
フレッシュなコブミカンの葉が浮いてる。
こんなの札幌のどこかで売ってるんだろうか??





汗みずくになりビールとカレーを流し込みながら脳裏をよぎる

「しかしこれってあんまりカレーっぽくないな」とか…

「タイ人からしたら日本のカレーこそカレーっぽくないのか」とか…

「日本で商売するにあたり取りあえず
 分かりやすくカレーって呼んでしまえとか考えたのかな」

 などと思う内に心の中に迷いが生じる…

「そもそもカレーって何だろう…」




カレーって何…?

何が入ってたらカレー…?

カレーの定義とは…??




小さな迷いに苦しむ衆生のもとにその時、
西方楽土、遥か天竺の彼方から大いなるカレーの神様が

「あれもカレー。これもカレー。全てのものはカレーであるぞよ…」

と何とも懐の深いお言葉であまねく世界を照らしてくださり、




「まあとにかく!よく分かんねーけど取りあえずウメーッ!」

とわたくしは悟りを開いた。カレー覚者の誕生である。



…というか、あまりの辛さにトリップしたんでしょう。



しかしやはり食べたことのないものを食べに行くのは大事だなと、
改めて思い知りました。
深いぜカレー道!!

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